【彦根市】子どもの歯並びを良くするための食生活と姿勢の関係性

笑顔の子供

こんにちは、きたむら歯科クリニックです。
「子どもの歯並びをきれいにしたいけど、おうちでできることってあるの?」
「食べ物や食べ方って、本当に歯並びと関係あるの?」
そんな疑問を持つ保護者様も多いのではないでしょうか。
歯並びは遺伝だけでなく、成長期の「よく噛んで食べる習慣」も大切なポイントです。
この記事では、歯並びや顎の発育につながる食生活をテーマに、毎日の食事で取り入れやすい工夫や、おやつの選び方をご紹介します。

 

国や歯科医師会も推進する「食育」とは?

子どもの歯並びを考えたときに「遺伝で決まる」と思われている方も多いかもしれません。
歯並びには遺伝的な要素も含まれていますが、「食べ方」や「食生活」などの環境要因の方が「顎の発達」や「歯並び」に大きな影響を与えています。
そのため厚生労働省や日本歯科医師会でも、生涯にわたってお口の健康を守るための人生の出発点として、乳幼児期や学齢期における「食育」を推奨しています。
昔に比べて現代の食事は柔らかく食べやすいものが増えたため、子どもたちの「噛む回数」は減少しています。実際、戦前の食事の噛む回数に比べ、現代の食事での噛む回数は半分以下にまで減っているというデータもあります。
噛む回数が減ると、顎の骨が十分に発育せず、永久歯がきれいに並ぶためのスペースが不足して、歯並びが悪くなりやすくなってしまいます。

 

顎を育てる食生活。大切なのは「硬さ」よりも「噛む回数」

 

顎を育てるために硬いものを食べさせればいいと思われがちですが、大切なのは食材の「硬さ」よりも、日々の食事の中で「自然と噛む回数を増やすこと」です。毎日の食卓で、噛む回数を増やすための3つのポイントをご紹介します。

「噛む食材」を意識して献立に取り入れる

食物繊維が豊富な根菜類(にんじん、れんこん、ごぼう等)や赤身のお肉、豆類などを意識して献立に取り入れてみましょう。これらの食材はよく噛まないと飲み込めないため、噛む回数が増えるのでおすすめです。

食材を細かくしすぎない

子どもが食べやすいようにと、食材を細かく刻むことがあります。
もちろん、年齢や発達に合わせた調理は大切です。
しっかりと噛んで食べられる年齢になったら、食材を一口サイズに切るのではなく、あえて「少し大きめ」に切りに調理することで、よく噛んで食べる習慣が生まれ、お口の周りの筋肉や顎がバランスよく発達していきます。

水分で流し込まない

食事中にスープやお茶などの水分で食べ物を流し込んでしまう食べ方は、噛む回数を減らす原因になります。食事の際には、よく噛んで、唾液の力で飲み込む習慣をつけていくのが大切です。

 

食事中の「姿勢」と歯並びの関係

食事で「何を食べるか」だけでなく、「どんな姿勢で食べるか」も確認してみましょう。
噛むときには、顎だけでなく全身を使って体を安定させています。
そのため、食事中にしっかり噛むためには、顎だけでなく首や背中、足まで全身が安定していることが重要です。
姿勢が崩れると噛む力が十分に発揮できず、お口周りの筋肉の使い方にも偏りが生まれやすくなります。

足の裏を床や足台につける

椅子に座ったときに足がブラブラしていると、体を支えられず噛むたびに姿勢が不安定になります。
足の裏が床や足台にしっかりつくことで踏ん張る力が生まれ、左右の歯でバランス良く噛みやすくなります。椅子が高い場合は、足台を使って高さを調整してあげるのがおすすめです。

猫背にならない環境をつくる

猫背のまま食べると、顔が前に出て顎に余計な負担がかかりやすくなります。また、舌の位置も下がりやすく、お口周りの筋肉をうまく使えない原因になることもあります。
机との距離や椅子の高さを子どもの体に合わせるだけでも、自然と背筋が伸びて噛みやすい姿勢になります。

毎日の食卓で「よく噛める環境」を整えることも、きれいな歯並びを育てる食育のひとつです。

 

食事での習慣が、子どもたちの美しい笑顔を育てていきます

子どもの歯並びは、毎日の「よく噛む習慣」や食事の姿勢など、小さな積み重ねも大切です。
噛みごたえのある食事や、お口に配慮したおやつを上手に取り入れながら、楽しく食育を続けていきましょう。
きたむら歯科クリニックでは、お子さま一人ひとりのお口の成長に合わせた食育や予防のアドバイスも行っています。噛み方や歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。
(※時期によっては予約が取れにくく、お待たせすることがありますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。)

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この記事を書きました

 

歯科医師

北村 佳也
きたむら歯科クリニック 院長

当院では「お口の健康から、関わる人々の生涯を笑顔に」を医院理念として掲げています。
私たちは患者さんのお口の健康を守り、歯に悩まされることなく笑顔で過ごしていただけるよう全力を尽くします。

 

滋賀県彦根市出身

  • 2015年 東京歯科大学卒業
  • 2015年 東京歯科大学市川総合病院
  • 2018年 オーラルメディシン・口腔外科学講座 研修、入局
  • 2018年 草津総合病院歯科・歯科口腔外科 勤務
  • 2020年 日本口腔外科学会認定医取得
  • 2020年 北村歯科医院 院長就任
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