虫歯予防に効果がある歯磨き粉の使い方は?

こんにちは!きたむら歯科クリニックです。
突然ですが虫歯、なりたくないですよね…
甘いモノや冷たいモノがしみる…
治療で削らないといけない…
とても嫌ですよね。ならないに越したことはないと思います。
ではご家庭でできる虫歯予防には何があるでしょうか?
今回は虫歯予防に焦点をあてた、歯磨き粉についてお話しさせていただこうと思います!

歯磨き粉の選び方は?

みなさんは歯磨き粉を選ぶ時、何を基準に選ばれていますか?
虫歯予防を考えた場合、注目していただきたいのは「配合されているフッ化物の濃度」です!
フッ化物濃度は「ppm」という単位で表記されます。

なぜフッ素がいいの?

まずはフッ素がなぜ虫歯予防にいいのか?その理由をお話します。

1.エナメル質の修復を促進する

細菌が作り出す酸によって、歯の表面のエナメル質が溶け出します。
溶け出した部分にカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)をフッ素が促進すると言われています。

2.歯の質を強化する

歯の表面のエナメル質は、97%が「ハイドロキシアパタイト」という結晶でできています。
これにフッ素が取り込まれると、「フルオロアパタイト」と呼ばれる結晶になります。
こちらの方が酸に強く、虫歯になりにくくなります!

3.虫歯菌の活性を低下させる

虫歯の原因となる虫歯菌の活性を低下させ、虫歯菌がつくる酸の量を低下させます。

どれぐらいのフッ素を使えばいいの?

フッ化物配合の歯磨き粉の使用方法ですが、
2023年1月に日本の4学会が合同で
「フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用法」についての発表がありました!
これまで使われていた国内の基準を、国外の基準に合わせた大きな発表です。
 

(https://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/news/2023/news_230106.pdfより一部引用)

これまで、3歳以下の子どもにはフッ素濃度は500ppmの
歯磨き粉が多く使用されていました。
新しく推奨されている使用法では、
歯が生えてきたころから1000ppmの使用が推奨されており、
大きく変わったところになります!
さらには6歳以降も成人と同様に1500ppmの使用が推奨されています。
小さなお子様が大量に飲み込んでしまわないように
保管方法や取り扱いを気を付ける必要はありますが、
虫歯予防において大きな改革であると言えます!

1500ppmの歯磨き粉は、決して多くの種類は市販されておりません。
子ども向けの味も、あまり多くはないのが現状ですが、
推奨の使用法が新しくなったことから、これからの開発に期待です!

今回は虫歯予防に注目して歯磨き粉のお話をさせていただきました。
お口の中の状況によって、オススメの歯磨き粉は異なります。
自分に合った歯磨き粉はなんだろう?と思ったあなた。
ぜひ一度ご相談ください♪

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